文章問題
〜ざるを得ない(読解練習)
急な出張
金曜日の夕方、部長に呼ばれた。「田中さん、来週の月曜日から大阪に出張してくれないか。大切なお客さまとの会議があるんだ。」
正直、週末は友人の結婚式に出席する予定だった。しかし、部長に頼まれたら断れない。行かざるを得なかった。
土曜日は出張の準備で忙しかった。日曜日の結婚式には出席できず、友人には電話で謝った。「ごめん、急な出張が入って…」友人は残念そうだったが、「仕事なら仕方ないね」と言ってくれた。
月曜日、大阪での会議は無事に終わった。お客さまにも喜んでもらえた。帰りの新幹線で、友人から結婚式の写真が届いた。
仕事だから仕方ない。でも、大切な友人の結婚式に出席できなかったことは、今でも残念に思っている。
〜ざるを得ない
意味
「したくないけど、しなければならない」という意味。状況や事情があって、仕方なくする時に使う。
“have no choice but to ~” – reluctant necessity
接続
動詞ない形(ない→ざる)+ を得ない
例外:する → せざるを得ない
例文
電車が止まったので、タクシーに乗らざるを得なかった。
The train stopped, so I had no choice but to take a taxi.
証拠があるので、認めざるを得ない。
There’s evidence, so I have no choice but to admit it.
ポイント:「〜なければならない」より、「したくない」という気持ちが強い。
読解問題
1. 田中さんはなぜ大阪に行くことになりましたか?
2. 「行かざるを得なかった」から、田中さんはどんな気持ちだったとわかりますか?
3. 友人は田中さんが結婚式に来られないと聞いて、どう言いましたか?
4. 大阪での会議はどうでしたか?
5. 田中さんが今でも残念に思っていることは何ですか?
スコア
0 / 5