形 Pattern
名詞 + でなくてなんだろう(か) / 名詞 + でなくてなんであろう(か)
ポイント
「〜でなくてなんだろう」は、「これはまさに〜だ」と強く言いたいときの言い方です。「ほかの言葉では言えない」という気持ちをこめて、書き言葉やスピーチで使います。前には「愛」「幸せ」「努力」のような、気持ちやようすをあらわす名詞がきます。まちがえやすいのは、ふつうの物の名前につけることで、目の前の物を言うだけのときには使いません。
例文 Examples
三十年間、毎日この道を掃除してきた。これが真心でなくてなんだろう。
He has swept this road every day for thirty years. What is this if not true devotion?
二十年ぶりに友人と駅で偶然会った。これが縁でなくてなんだろう。
I ran into a friend at the station after twenty years. What is this if not fate?
練習 Practice
1. 三年かけて作った作品が、ついに完成した。これが努力の成果( )。
「まさに〜だ」と強く言いたいときは「〜でなくてなんだろう」を使います。「ではないだろうか」はひかえめに考えを言う形なので、強さがちがいます。
2. 小さな町の人たちが助け合って山を守ってきた。これが( )でなくてなんだろう。
「でなくてなんだろう」の前には名詞がきます。動詞やい形容詞の形はつきません。
3. 机の上にあるこれは、わたしの( )。
ふつうの物を言うときは「〜です」で十分です。「でなくてなんだろう」は気持ちやようすをあらわす名詞につけて、強い気持ちを言うときの形です。
4. 正しい順番に並べてください。
走り続けた。 / 毎朝五時に / これが / 起きて / 強い心でなくてなんだろう。
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毎朝五時に起きて走り続けた。これが強い心でなくてなんだろう。
「名詞+でなくてなんだろう」を文のさいごに置いて、「まさにそれだ」と強く言う形です。
5. 「知らない人が、落とした財布を届けてくれた。これが親切でなくてなんだろう。」は正しい使い方ですか。
「親切」という気持ちをあらわす名詞について、「まさに親切だ」と強く言っています。正しい使い方です。