JLPT N1 · 文法
〜であろうと(も)
no matter what it is
形 Pattern
名詞+であろうと(も)/な形容詞+であろうと(も)(だれ・どんな などの疑問詞と使うことが多い)
ポイント
「〜であろうと」は「〜でも」のかたい言い方で、どんな場合でも結果は変わらないと強く言うときに使う。「だれであろうと」「どんな理由であろうと」のように、疑問詞といっしょに使うことが多い。あとにははっきりした判断や決まりが来て、「たぶん〜だろう」のような推量は続かない。まちがえやすいのは「〜であるなら」との混同で、そちらは条件を言う形である。
例文 Examples
理由が何であろうと、遅刻は遅刻だ。
Whatever the reason, being late is being late.
相手が子どもであろうと、約束は守らなければならない。
Even if the other person is a child, a promise must be kept.
練習 Practice
1. どんな小さなミス( )、その日のうちに報告することになっている。
「どんな〜でも同じだ」と言うときは「〜であろうと」を使う。「であれば」は条件を表すので、「その場合だけは」という意味になってしまう。
2. どんな事情であろうと、提出の期限は( )。
「〜であろうと」のあとには、場合によって変わらないはっきりした判断や決まりが来る。あいまいな推量の文は続けにくい。
3. 理由が何( )、他人の物を勝手に使ってはいけない。
「何であろうと」で「どんな理由でも同じだ」という意味になる。「であるから」は理由を言う形なので、ここでは合わない。
4. 正しい順番に並べてください。
つくのは / どんな / よくない / 理由であろうと / うそを
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どんな理由であろうと、うそをつくのはよくない。
「疑問詞+名詞+であろうと」を前に置き、あとに変わらない判断を述べる。
5. 「相手がだれであろうと、たぶん許してくれるだろう。」は正しい使い方ですか。
「〜であろうと」のあとには、はっきりした判断や決まりが来る。「たぶん〜だろう」という推量とはいっしょに使えないので、「相手がだれであろうと、許されない」のように言う。