JLPT N1 · 文法

〜がために

precisely because; so badly that

形 Pattern

動詞・い形容詞の普通形/な形容詞+である/名詞+である + がために

ポイント

「〜がために」は「〜ので」「〜ために」のとても古ふるい感かんじのかたい言いい方かたで、強つよい理由りゆうや願ねがいを表あらわす。「勝かちたいがために」のように、気持きもちが強つよすぎてふつうはしないことまでした、という文ぶんでよく使つかう。日常にちじょうの会話かいわではほとんど使つかわず、書かき言葉ことばやあらたまった場面ばめんに限かぎられる。まちがえやすいのは、ふつうの理由りゆうにも使つかってしまうことで、その場合ばあいは「〜たために」のほうが自然しぜんである。

例文 Examples

彼かれは自分じぶんの名なを残のこしたいがために、危険きけんな旅たびに出でた。

He set out on a dangerous journey precisely because he wanted to leave his name behind.

店みせを守まもりたいがために、主人しゅじんは一人ひとりで朝あさから夜よるまで働はたらいた。

Precisely because he wanted to protect the shop, the owner worked alone from morning to night.

練習 Practice

1. 一日いちにちでも早はやく作品さくひんを完成かんせいさせたい(  )、彼かれは休やすみの日ひも工房こうぼうにこもった。

2. 有名ゆうめい(  )がために、彼かれは静しずかに買かい物ものをすることもできない。

3. 電車でんしゃが遅おくれた(  )、会議かいぎに間まに合あわなかった。

4. 正しい順番に並べてください。

毎日まいにち / 夢ゆめを / 練習れんしゅうを続つづけた / かなえたいがために / 彼女かのじょは

答えを見る Show answer

夢ゆめをかなえたいがために、彼女かのじょは毎日練習まいにちれんしゅうを続つづけた。
「〜たいがために」で強つよい願ねがいを表あらわし、あとにその願ねがいのためにした行動こうどうを続つづける。

5. 「新記録しんきろくを出だしたいがために、彼かれは厳きびしい練習れんしゅうに耐たえた。」は正ただしい使つかい方かたですか。