形 Pattern
〜、ひいては〜(副詞として名詞や文の前に置く)
ポイント
前に言ったことの影響が、さらに広い範囲にまで及ぶと言うときに使う。前半より後半のほうが範囲が広くなるように並べるのが決まりである。逆に、広い話から小さい話へもどるときには使えない。書き言葉や、あいさつなどのかたい話し言葉で使う。
例文 Examples
社員の健康は、会社、ひいては社会全体の利益につながる。
Employees' health benefits the company and, by extension, society as a whole.
この技術は工場の効率を高め、ひいては製品の価格を下げるだろう。
This technology will raise factory efficiency and, ultimately, bring product prices down.
練習 Practice
1. 読書の習慣は、子どもの言葉の力、( )考える力を育てる。
「ひいては」は、前のことがさらに広い範囲に及ぶと言うときに使う。「かえって」は予想と反対の結果を表すので合わない。
2. 駅前の商店がにぎわえば、( )町全体が元気になる。
「ひいては」の後ろには、前より範囲の広いものが来る。「ところが」は反対のことを言うときに使う。
3. 新しい制度で会社全体の売上が伸び、( )担当者一人一人の評価も上がった。
「ひいては」は小さい範囲から広い範囲へ広げる言い方なので、全体の話から一人の話へもどるときには使えない。ここは「そのおかげで」が自然。
4. 正しい順番に並べてください。
チームの / ひいては / 日々の練習が / 力になる / 自分の自信
答えを見る Show answer
日々の練習が自分の自信、ひいてはチームの力になる。
前半に小さい範囲を置き、「ひいては」の後ろに広い範囲を置く形。
5. 「朝の掃除は教室をきれいにし、ひいては学校全体の雰囲気をよくする。」は正しい使い方ですか。
教室から学校全体へと範囲が広がっているので、正しい使い方。