JLPT N1 · 文法
〜として〜ない
not a single one
形 Pattern
一つ・一人・一日・一度 など(数+助数詞)+として + 〜ない
ポイント
「一つも〜ない」「だれも〜ない」を強めた、かたい言い方です。「一つ」「一人」「一日」「一度」のように、いちばん小さい数といっしょに使うのが決まりです。後ろは必ず打ち消しの形になります。まちがえやすいのは、立場や資格を表す「〜として」との区別で、そちらは打ち消しといっしょには使いません。
例文 Examples
集まった意見は、一つとして同じものがなかった。
Of the opinions collected, not a single one was the same.
あの三年間、彼は一日として練習を休まなかった。
In those three years, he did not miss practice for even one day.
練習 Practice
1. 参加者の中に、この歌を知らない人は( )いなかった。
「一人として〜ない」で、まったくいないという意味を強めます。「一人でも」「一人ずつ」は打ち消しを強める言い方ではありません。
2. 倉庫の荷物は、一つとして( )。
「一つとして」の後ろは必ず打ち消しの形になります。「あった」のような肯定の文は続きません。
3. 姉は通訳( )、その会議に参加した。
立場や資格を言うときの「〜として」です。数につく「一つとして〜ない」とは使い方がちがいます。
4. 正しい順番に並べてください。
一人として / この学校では / ことがない / 生徒が / 遅刻した
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この学校では、生徒が一人として遅刻したことがない。
「一人として」を打ち消しの文の中に置いて、まったくないという意味を強めます。
5. 「あのチームは、今シーズン一度として負けていない。」は正しい使い方ですか。
「一度として〜ない」で、まったくないという意味を強めています。後ろが打ち消しの形になっているので正しい使い方です。