JLPT N1 · 文法
いわば
so to speak; as it were
形 Pattern
いわば + 名詞(だ / のようなものだ / と言ってもよい)(副詞なので文の中に置く)
ポイント
あるものを分かりやすく説明するために、別のものにたとえて言うときに使う副詞。後ろには「〜のようなものだ」「〜だ」「〜と言ってもよい」などの形が来ることが多い。たとえであることをしめすので、実際にそうだという意味ではない。「つまり」は前の内容を言いかえるだけで、たとえるはたらきはない。
例文 Examples
彼はこのチームの、いわば頭のような存在だ。
He is, so to speak, the brain of this team.
この町の古い市場は、いわば人々の台所だ。
The old market in this town is, as it were, the kitchen of its people.
練習 Practice
1. 祖母の日記は、( )家族の歴史の本だ。
別のものにたとえて分かりやすく説明するときは「いわば」を使う。「いわゆる」は世間でそう呼ばれているという意味。
2. この小さな店は、町の人にとって、いわば集会所( )。
「いわば」の後ろには「〜のようなものだ」のようなたとえの形が来る。質問や命令の形にはならない。
3. 駅前の広場は町の玄関、この商店街は( )その廊下だ。
別のものにたとえて言うときは「いわば」を使う。「たとえば」は例をあげるときのことばで、たとえるはたらきはない。
4. 正しい順番に並べてください。
宝のような / この / 存在だ / いわば町の / 古い橋は
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この古い橋は、いわば町の宝のような存在だ。
「いわば」を名詞の前に置き、後ろに「〜のような存在だ」などのたとえの形を続ける。
5. 「きのうの試験は、いわば難しかった。」は正しい使い方ですか。
「いわば」は別のものにたとえて説明するときのことばで、形容詞を強める使い方はしない。この場合は「きのうの試験は、とても難しかった。」のように言う。