形 Pattern
名詞+こそあれ / 動詞ます形+こそすれ
ポイント
「〜こそあれ」「〜こそすれ」は、前のことはあっても、後ろで言うことはないと強く言うときに使います。「名詞+こそあれ」は「多少の違いこそあれ」のように使い、「動詞ます形+こそすれ」は「増えこそすれ減ることはない」のように使います。後ろには打ち消しの文が来るのがふつうで、かたい書き言葉で使われます。
例文 Examples
多少の差こそあれ、二つの製品の性能はほぼ同じだ。
There may be a slight difference, but the two products perform about the same.
この店の評判は上がりこそすれ、下がることはないだろう。
This shop's reputation will only rise, certainly not fall.
練習 Practice
1. 駅前の人の流れは、増え( )減ることはないだろう。
動詞につくときは「動詞ます形+こそすれ」の形です。「こそあれ」は名詞につく形なので、ここには使えません。
2. 大きさの違い( )、この二つの道具の使い方は同じだ。
名詞につくときは「名詞+こそあれ」の形になります。「こそすれ」は動詞ます形につく形です。
3. 今年( )、必ず目標を達成したい。
ただ強めて言うときは「名詞+こそ」です。「こそあれ」は後ろに打ち消しの文が来る形なので、ここには合いません。
4. 正しい順番に並べてください。
こそあれ、 / 多少の / この古い家には / 不便さ / 住みやすさがある
答えを見る Show answer
多少の不便さこそあれ、この古い家には住みやすさがある。
「名詞+こそあれ」で前のことを認め、後ろに反対の内容を続ける形です。
5. 「この町の人口は減りこそあれ、増えることはないだろう。」は正しい使い方ですか。
動詞につくときは「動詞ます形+こそすれ」の形になります。ここは「減りこそすれ」と言わなければなりません。