JLPT N1 · 文法
〜ことなしに
without doing (formal)
形 Pattern
動詞辞書形+ことなしに / 名詞+なしに
ポイント
「〜ことなしに」は、あることをしないまま次のことをする、という意味を表すかたい言い方です。多くは「〜ことなしに〜できない」の形で、それをしなければ実現しないと言うときに使います。まちがえやすいのは「〜ないで」とのちがいです。「〜ないで」は話し言葉で広く使えますが、「〜ことなしに」は書き言葉で、必要な条件を強く言うときに使います。
例文 Examples
練習を続けることなしに、上達は望めない。
Without continuing to practise, you cannot hope to improve.
だれにも知らせることなしに、彼は町を出て行った。
Without telling anyone, he left the town.
練習 Practice
1. 人の話をよく聞く( )、よい提案はできない。
あることをしないままでは実現しないと言うときは「〜ことなしに」を使います。「〜ことにより」は理由や手段を表します。
2. 許可を( )ことなしに、この部屋に入ってはいけない。
「ことなしに」の前は動詞の辞書形です。「とったことなしに」のような形にはしません。
3. 今朝は朝ごはんを( )家を出た。
毎日のふつうのことは「〜ないで」と言います。「〜ことなしに」はかたい書き言葉で、大切な条件を言うときに使います。
4. 正しい順番に並べてください。
大きな夢を / できない / だれでも / かなえることは / 努力することなしに
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だれでも努力することなしに、大きな夢をかなえることはできない。
「動詞辞書形+ことなしに」を前に置き、あとに「〜できない」を続ける形です。
5. 「窓を開けることなしに、部屋の空気を入れかえられる。」は正しい使い方ですか。
「〜ことなしに」は、それをしなければ実現しないと言うときに使います。ここでは「窓を開けることなしに、部屋の空気を入れかえることはできない」と言います。