形 Pattern
名詞 + の / 動詞・い形容詞の普通形 / な形容詞 + な + こととて
ポイント
「〜こととて」は理由を言うかたい言い方で、「〜なので、しかたがない」という気持ちをふくみます。あやまるときや、ていねいにことわるときの文でよく使われ、うしろには「お許しください」「失礼しました」などが続きます。古い感じのする言い方で、話し言葉ではあまり使いません。まちがえやすいのは、ふつうの理由の文に使うことで、相手にことわりを言う場面でないと合いません。
例文 Examples
慣れないこととて、ご迷惑をおかけしました。
Being unaccustomed to it, I caused you trouble.
急な知らせのこととて、何も準備できませんでした。
As it was sudden news, I could not prepare anything.
練習 Practice
1. 初めての仕事( )、失礼な点も多かったと思います。
あやまる気持ちをこめて理由を言うときは「〜こととて」を使います。「のおかげで」はよい結果の理由を言う形なので、失礼をあやまる文には合いません。
2. 留守( )こととて、お手紙を受け取れませんでした。
名詞につくときは「名詞+の+こととて」の形です。「な」を使うのは、な形容詞のときだけです。
3. 今日は雨が降っている( )、傘を持って出かけます。
ふつうの理由を言うだけなら「ので」を使います。「こととて」はあやまったり、ことわったりする、かたい場面の言い方です。
4. 正しい順番に並べてください。
させていただきます / 夜おそくの / 電話は / こととて、 / 明日に
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夜おそくのこととて、電話は明日にさせていただきます。
「名詞+の+こととて」の形で、ことわる理由を先に述べます。
5. 「休み明けのこととて、旅行の写真を見せてもらいました。」は正しい使い方ですか。
「〜こととて」のうしろには、あやまる文やことわる文がきます。楽しいできごとを言う文には使えないので、「休み明けなので」と言います。