JLPT N1 · 文法
〜なしに(は)
without; not without
形 Pattern
名詞+なしに / 名詞+なしには(後ろは打ち消し)/ 動詞辞書形+ことなしに
ポイント
「〜をしないで」という意味の、かたい言い方です。「〜なしには」の形にすると、後ろには「できない」「ありえない」などの打ち消しの言葉が来ます。話しことばよりも、書きことばや説明の文で使われます。まちがえやすいのは「〜ないで」との区別で、「なしに」は名詞につき、動詞につけるときは「ことなしに」の形にします。
例文 Examples
彼は許可なしに、部屋に入ってしまった。
He went into the room without permission.
毎日の練習なしには、この技術は身につかない。
This skill cannot be acquired without daily practice.
練習 Practice
1. 上司の許可( )、この書類を外に持ち出してはいけない。
「なしに」は名詞につきます。「しないで」「ないで」は動詞につく形です。
2. 家族の助けなしには、店を続けることは( )。
「〜なしには」の後ろには、「できない」のような打ち消しの言葉が来ます。
3. 彼は一度も休む( )なしに、三時間も話し続けた。
動詞につけるときは「動詞辞書形+ことなしに」の形にします。名詞のときは「なしに」だけでつきます。
4. 正しい順番に並べてください。
待たされた / 予約なしに / 行ったので / 二時間も / あの店に
答えを見る Show answer
予約なしにあの店に行ったので、二時間も待たされた。
「名詞+なしに」で「〜をしないで」という意味を表し、後ろに起きたことを続けます。
5. 「辞書なしには、この記事は読めない。」は正しい使い方ですか。
「〜なしには」の後ろに「読めない」という打ち消しの言葉が来ています。書きことばらしい正しい形です。