形 Pattern
名詞(時・場所・立場・状況)+にあって(は) / 名詞+にあっても
ポイント
その特別な時代や状況、立場にいるからこそ、という意味を表すかたい書き言葉。後ろには、その状況ならではの事情や判断が続く。「〜にあっても」の形にすると「そういう状況でも」と、逆にみとめる意味になる。単に場所を示す「〜において」とはちがい、日常のふつうの場面には使わない。
例文 Examples
情報があふれる時代にあって、何を信じるかが問われている。
In an age flooded with information, what to believe is in question.
責任ある立場にあって、彼は最後まで判断を誤らなかった。
Being in a position of responsibility, he never misjudged to the very end.
練習 Practice
1. 厳しい経営状況( )、社員たちは互いに支え合った。
「〜にあって」は、その特別な状況にいるからこその事情を述べるときに使う。「〜にとって」は立場から見た評価を表すので、ここでは合わない。
2. どんなに困難な状況( )、彼は笑顔を失わなかった。
「そういう状況でも」と逆にみとめる意味を表すときは「〜にあっても」の形にする。「にあって」だけでは「その状況だから」という意味になる。
3. 来週の説明会は、三階の会議室( )行われます。
単に場所を示すときは「〜において」を使う。「〜にあって」は特別な時代や状況を表すかたい言い方なので、場所を示すだけでは使えない。
4. 正しい順番に並べてください。
心を支えた / 時代にあって / 多くの人の / 厳しい / 彼の作品は
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厳しい時代にあって、彼の作品は多くの人の心を支えた。
「名詞+にあって」で状況を示し、後ろにその状況での結果を述べる形。
5. 「私は今、駅の前にあって友人を待っています。」は正しい使い方ですか。
「〜にあって」は時代や立場などの状況を表すかたい表現で、今いる場所には使わない。「駅の前で友人を待っています」と言う。