形 Pattern
名詞+に至る / 動詞辞書形+に至る(〜に至って / 〜に至るまで / 〜に至らない)
ポイント
「〜に至る」は、長い時間や過程を経て、ある結果や段階にたどり着くという意味を表す硬い言い方です。新聞や報告書などの書き言葉で使われ、単なる時刻や日時には使えません。まちがえやすいのは「〜に当たって」との混同です。「〜に当たって」はちょうどその場面になるという意味で、過程の結果を表しません。
例文 Examples
長い話し合いの末、両社は合意に至った。
After long discussions, the two companies reached an agreement.
調査は、原因を特定するに至っていない。
The investigation has not reached the point of identifying the cause.
練習 Practice
1. 一年にわたる準備を経て、ついに開店( )。
長い過程を経てある結果にたどり着いたと言うときは「〜に至る」を使います。「〜にすぎない」は程度が低いことを表す言い方です。
2. 両社は、長い交渉の末、契約を結ぶ( )至った。
「〜に至る」は名詞または動詞辞書形に「に」をつけて使います。ほかの助詞は使えません。
3. 開店の日( )、店長は朝早くから準備をしていた。
ちょうどその場面になるという意味は「〜に当たって」です。「〜に至る」は長い過程の結果を表すので、ここでは合いません。
4. 正しい順番に並べてください。
ようやく / 実用化に至った / 研究を経て / 十年の / この製品は
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十年の研究を経て、この製品はようやく実用化に至った。
過程を表す前半に続けて、「名詞+に至った」で最後にたどり着いた結果を示します。
5. 「昨日は八時に至って、会社に着きました。」は正しい使い方ですか。
「〜に至る」は長い過程を経た結果を表す硬い言い方で、時刻には使いません。この場合は「八時に会社に着きました」と言います。