JLPT N1 · 文法
〜にもまして
even more than
形 Pattern
名詞+にもまして(「以前にもまして」「何にもまして」の形が多い)
ポイント
前から程度が高かったものと比べて、それよりさらに程度が高いことを表す。「以前にもまして忙しい」は、前も忙しかったが今はもっと忙しいという意味になる。「何にもまして」は「ほかのどんなことよりも」という意味で、よく使われる形。単に二つを比べる「〜より」と違い、もとの程度も高かったことが前提になる。
例文 Examples
今年は去年にもまして雨の日が多い。
This year has even more rainy days than last year.
彼は以前にもまして練習に打ち込んでいる。
He is throwing himself into practice even more than before.
練習 Practice
1. 弟は去年( )背が伸びた。
前も程度が高かったが今はさらに高いと言うときは「〜にもまして」を使う。「〜にもかかわらず」は前のことと合わない結果を表す形。
2. 私にとっては、( )家族と過ごす時間が大切だ。
「何にもまして」は「ほかのどんなことよりも」という意味を表す。「何としても」は必ずという強い意志を表す形で、比べる意味はない。
3. 以前( )、駅前の人通りが多くなった。
もとの程度も高かったうえでさらに高くなったと言うときは「〜にもまして」を使う。「〜により」は理由や手段を表すので合わない。
4. 正しい順番に並べてください。
暑く / 去年にもまして / 水を飲んでいる / 今年の夏は / 毎日
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今年の夏は去年にもまして暑く、毎日水を飲んでいる。
「名詞+にもまして」で以前より程度が高いことを示し、後ろにその様子を続ける。
5. 「今年は去年にもまして観光客が増えている。」は正しい使い方ですか。
去年も多かったうえで今年はさらに多いという意味になるので、正しい使い方。