形 Pattern
気持ちをあらわす名詞 + の至り(です)
ポイント
気持ちがこれ以上ないほど高まっていることをあらわす、非常にかたい書きことば。「光栄の至り」「感激の至り」「恐縮の至り」のように、決まった言い方として使うことが多い。あいさつや手紙などの改まった場面にかぎられ、ふつうの会話では使わない。「若気の至り」は例外で、若さのためにしてしまった失敗という意味になる。
例文 Examples
このような賞をいただき、光栄の至りです。
It is a great honour to receive an award like this.
みなさまに温かい言葉をいただき、感激の至りです。
I am deeply moved by all your kind words.
練習 Practice
1. 私の作品を選んでいただき、( )です。
気持ちが最高であることをかたくあらわすときは「〜の至り」を使う。「〜のあまり」は気持ちが強すぎて何かをしたという原因をあらわす。
2. 大勢の前でまちがえてしまい、( )の至りです。
「〜の至り」は気持ちをあらわす名詞に直接つく。動詞の形にはつかない。
3. 学生のころ先生に言い返したことがある。今思えば( )の至りだ。
若さのためにしてしまった失敗をふり返るときは「若気の至り」という決まった言い方を使う。「若さの至り」とは言わない。
4. 正しい順番に並べてください。
助けて / 多くの / 感激の至りです / 方に / いただき
答えを見る Show answer
多くの方に助けていただき、感激の至りです。
「名詞+の至りです」を文の最後に置き、前に理由となる出来事をのべる。
5. 「昨日のパーティーは楽しさの至りでした。」は正しい使い方ですか。
「〜の至り」は「光栄」「感激」「恐縮」などの決まったことばと使う改まった表現で、「楽しさ」にはつかない。この場合は「とても楽しいパーティーでした。」のように言う。