形 Pattern
動詞・い形容詞の普通形 / な形容詞+だ / 名詞(+だ)/ 数量詞 + といったところで
ポイント
「〜と言っても、実際はたいしたものではない」と低く言うときに使う。あとには「たいしたことはない」「〜ない」のような、ひかえめな評価の文が来る。数や量につくと「せいぜいそのくらいで」という意味になる。まちがえやすいのは「〜といったところだ」とのちがいで、「だ」で終わる形はそこで文を終えて数量や程度を示すだけだが、「で」の形はそのあとに評価の文を続ける。
例文 Examples
社長といったところで、社員が三人の小さな会社だ。
Even calling him the president, it is a small company with three employees.
準備したといったところで、一時間ほど本を読んだだけだ。
Even saying I prepared, I only read a book for about an hour.
練習 Practice
1. 新しい役に就いた( )、仕事の内容はほとんど変わらない。
「〜と言っても、実際はたいしたものではない」という意味なので「といったところで」を使う。「おかげで」はよい結果の理由を言う言葉。
2. 試験の前に( )といったところで、実際はほとんど覚えていない。
「といったところで」の前は普通形にする。「勉強します」のようなていねいな形にはつかない。
3. 朝から雨が降った( )、試合は中止になった。
前のことが原因で結果が起きた文なので「ために」を使う。「といったところで」はたいしたことではないという評価に使うので合わない。
4. 正しい順番に並べてください。
駅前の / 小さな事務所だ / 店といったところで / 机が / 三つだけの
答えを見る Show answer
駅前の店といったところで、机が三つだけの小さな事務所だ。
「名詞+といったところで」を先に置き、そのあとに実際はたいしたものではないと説明する文を続ける。
5. 「引っ越しの手伝いをしたといったところで、箱を二つ運んだだけだ。」は正しい使い方ですか。
「手伝った」と言っても実際はわずかだったと低く言っているので、「といったところで」の正しい使い方。