JLPT N1 · 文法
〜をおいて(他に〜ない)
no one or nothing but ~
形 Pattern
名詞+をおいて(ほかに)+打ち消しの表現(〜ない)
ポイント
「その人やそのもの以外にはいない、ない」と強く言う、かたい言い方で、高く評価する気持ちがふくまれます。あとには必ず打ち消しの言葉が来るので、「〜をおいてほかにいる」のように肯定では言えません。まちがえやすいのは、ものを場所に置くという意味の「〜に置いて」と形が似ていることです。意味がまったくちがうので気をつけます。
例文 Examples
この仕事を任せられるのは、田中さんをおいてほかにいない。
There is no one but Tanaka to entrust this work to.
この味は、あの古い食堂をおいて味わえない。
You cannot taste this flavor anywhere but that old diner.
練習 Practice
1. 次の会長を任せられる人は、彼をおいてほかに( )。
「〜をおいて」のあとには必ず打ち消しの言葉が来ます。
2. この町の名物といえば、この和菓子( )おいてほかにない。
「名詞+をおいて」の形で使います。ほかの助詞には置きかえられません。
3. かばんを机の上( )、急いで部屋を出た。
ものをある場所に置くという意味のときは「〜に置いて」です。「〜をおいて」は「それ以外にない」と言う決まった言い方です。
4. 正しい順番に並べてください。
任せられるのは / この役を / ほかにいない / 彼女をおいて / 安心して
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この役を安心して任せられるのは、彼女をおいてほかにいない。
「名詞+をおいて」のあとに「ほかに〜ない」を続ける形です。
5. 「駅前の花屋をおいて、ほかにもいい店がたくさんあります。」は正しい使い方ですか。
「〜をおいて」のあとには打ち消しの言葉が来ます。ほかにもあると言いたいときは「駅前の花屋のほかにも、いい店がたくさんあります」と言います。