形 Pattern
名詞+を余儀なくされる / 名詞+を余儀なくさせる
ポイント
ほかに方法がなく、仕方なくそうなることを表します。「〜を余儀なくされる」は人や団体が主語で、事情のためにそうするしかなかったという意味です。「〜を余儀なくさせる」は原因が主語になり、相手にそうさせたという意味になります。前には「中止」「変更」「延期」などの動きを表す名詞が来る、かたい書き言葉です。
例文 Examples
大雪のため、電車は運転の見合わせを余儀なくされた。
Because of the heavy snow, the trains were forced to suspend service.
機械の故障が、工場に作業の中断を余儀なくさせた。
The machine breakdown forced the factory to interrupt work.
練習 Practice
1. 台風で、わたしたちは旅行の中止( )。
人が事情のために仕方なくそうするときは「〜を余儀なくされる」を使います。「〜を余儀なくさせる」は原因が主語になる言い方です。
2. 部品が届かず、工場は生産の( )を余儀なくされた。
「〜を余儀なくされる」の前には「停止」「変更」のような動きを表す名詞が来ます。動詞の形では使えません。
3. 長引く不景気が、多くの商店に閉店( )。
原因が主語のときは「〜を余儀なくさせる」を使います。商店が主語なら「閉店を余儀なくされた」になります。
4. 正しい順番に並べてください。
駅前の / 中止を余儀なくされた / 先週の / 工事は / 大雨で
答えを見る Show answer
先週の大雨で、駅前の工事は中止を余儀なくされた。
「名詞+を余儀なくされた」で、事情のために仕方なくそうなったことを表す形です。
5. 「近くに新しい公園ができたので、毎朝の散歩を余儀なくされた。」は正しい使い方ですか。
「〜を余儀なくされる」は、したくないことを事情のために仕方なくするときに使います。自分が楽しんですることには使わないので、「散歩をするようになった」と言います。