形 Pattern
動詞・い形容詞の普通形 / な形容詞+な(である) / 名詞(である) + だけに
ポイント
前に述べた理由から考えて、当然そうなると強めて言うときに使います。後ろには、その理由にふさわしい程度の結果が来ます。よい結果だけでなく、期待と違って残念だという結果にも使えます。「〜だけあって」は期待どおりで感心する結果にしか使えないので、そこがちがいます。
例文 Examples
長く練習してきただけに、優勝の喜びは大きかった。
Having practised so long, the joy of winning was all the greater.
彼は料理人だけに、味にはとても厳しい。
Precisely because he is a cook, he is very strict about taste.
練習 Practice
1. 毎日休まず準備した( )、発表はとてもうまくいった。
「〜だけに」は、前の理由から当然そうなると強める言い方です。「〜わりに」は予想と合わないことを言う形なので、ここでは合いません。
2. 彼は元先生( )、説明のしかたがとても分かりやすい。
名詞にそのままついて理由を強めるのは「だけに」です。「だけで」は「それしか必要ない」という別の意味になります。
3. 楽しみにしていた旅行だった( )、中止と聞いてがっかりした。
期待と違う残念な結果にも使えるのは「〜だけに」です。「〜だけあって」は期待どおりで感心する結果にしか使えません。
4. 正しい順番に並べてください。
混んでいる / あるだけに、 / この店は / いつも / 駅前に / 昼は
答えを見る Show answer
この店は駅前にあるだけに、昼はいつも混んでいる。
前半で理由を「〜だけに」で示し、後半にその理由にふさわしい結果を置く形です。
5. 「一年もかけて準備しただけに、中止と聞いたときはとてもがっかりした。」は正しい使い方ですか。
「〜だけに」は理由から当然そうなると強める表現で、期待と違う残念な結果にも使えます。この文は正しい使い方です。