JLPT N2 · 文法
〜はもとより
not only ~ but also
形 Pattern
名詞+はもとより + 名詞も・〜も
ポイント
「言うまでもなく」という気持ちで、前のことは当然で後ろのことまでそうだと言うときに使う。名詞に直接「は」をつけ、後ろの名詞には「も」をつけることが多い。話しことばでは「〜はもちろん」のほうが自然で、「はもとより」は文章や改まった場面で使う。形の似た「〜をもとに」とは意味がまったくちがう。
例文 Examples
あの旅館は、料理はもとよりサービスもすばらしい。
At that inn, the service is wonderful, to say nothing of the food.
彼は英語はもとより、中国語も話せる。
He can speak Chinese as well as English, of course.
練習 Practice
1. この図書館は、学生( )、近所の人もよく利用している。
前のことは当然で、後ろのことまでそうだと言うときは「〜はもとより」を使う。「〜をもとに」は何かを材料にするという意味。
2. 彼女はピアノ( )もとより、バイオリンも上手だ。
「名詞+はもとより」の形なので、名詞には「は」を直接つける。「を」や「に」は使わない。
3. この地域は、温泉( )、古い建物でも有名だ。
「〜はもとより」は「言うまでもなく」という意味をあらわす。形の似た「〜をもとに」は何かを材料や基礎にするという意味で、使い方がまったくちがう。
4. 正しい順番に並べてください。
力を / この学校は / スポーツにも / 入れている / 勉強はもとより
答えを見る Show answer
この学校は、勉強はもとよりスポーツにも力を入れている。
「名詞+はもとより」を前に置き、後ろの名詞には「も」をつける。
5. 「この料理は辛いのはもとより、食べられません。」は正しい使い方ですか。
「〜はもとより」は二つのことがどちらもそうだと言う表現で、名詞につく。ここは「この料理は辛すぎて食べられません。」のように言う。