形 Pattern
名詞 / 動詞・形容詞の普通形 + といっても
ポイント
前に言ったことから相手が想像することを、後ろで小さく打ち消す言い方である。「料理ができるといっても、卵焼きぐらいだ」のように、実際はそれほどでもないと説明するときに使う。そのため後ろには、程度が低い内容や「たいしたことはない」という気持ちが来る。まちがえやすいのは「〜といえば」とのちがいで、「〜といえば」はその話題について話を始めるときの言い方である。
例文 Examples
旅行といっても、隣の町に一泊しただけです。
Although I call it a trip, I only stayed one night in the next town.
日本語が話せるといっても、まだ簡単な会話だけです。
Although I say I can speak Japanese, it is still only simple conversation.
練習 Practice
1. 庭がある( )、車が一台置けるぐらいの広さだ。
相手が想像するほど広くないと後ろで打ち消すので「〜といっても」である。「〜といえば」はその話題について話し始めるときに使う。
2. 駅から( )といっても、歩けば三十分はかかる。
い形容詞は普通形のまま「〜といっても」につくので「近いといっても」の形になる。
3. 留学した( )、二週間のプログラムに参加しただけだ。
後ろで「二週間だけ」と小さく打ち消しているので「〜といっても」である。「〜といったら」はその言葉を強く取り上げる言い方で、ここでは合わない。
4. 正しい順番に並べてください。
家で / 食事をするだけだ / パーティーといっても / 友だちと / 軽く
答えを見る Show answer
パーティーといっても、家で友だちと軽く食事をするだけだ。
「名詞+といっても」を前に置き、後ろに程度の低い実際の内容を言う形である。
5. 「彼は英語が上手だといっても、通訳の仕事をしている。」は正しい使い方ですか。
「〜といっても」の後ろには、想像より程度が低い内容が来なければならない。通訳の仕事は「上手だ」という想像に合うので、「英語が上手で、通訳の仕事もしている。」と言う。